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パンフレット作りの極意

ミスのない原稿にするために

ミスのない編集校正について

学園祭パンフレット、たとえば、広告で店舗の電話番号をミスすれば、謝罪や返金、間違い電話がかかった先にも謝罪せねばなりません。
展示の教室番号、コンサートの時間を間違っても、大きな損害が発生します。

また、差別的な表現など、誰かを傷つけたり誹謗中傷する内容があった場合も大変な事態となり得ますので注意しましょう。
このように校閲・校正は地味ですが、怠ると損害が大きな作業です。

・ゲラチェックの手順
全国紙の校閲部の方法から、学園祭パンフレットに使える物を御紹介しましょう。

1.電話番号は必ず「かけて確認」する。
2.人名は別の印刷物と照合する。
3.点検用のゲラ(試し刷り)は、何テイク目か、またはタイムスタンプを必ず記入する。
4.読み合わせは、2人1組で、1人は完成品を少しずつ切って音読、もう1人は元の資料を目で追うようにする。
5.印刷前に、複数人で、広告の「数だけ」を数える(掲載漏れの防止)。
6.印刷前に、作成に関与していなかった人にも読ませる(重複掲載や品位のダブルチェック)。

たとえ紙面に誤りがあっても、人は無意識に脳内補完します。
ですから読み合わせの際は、元資料ではなく完成品の方を声に出して読みます。

・校正じゃない校閲の方法
資料通りかの点検を校正。記載が適切か内容まで踏み込むのを校閲といいます。
とはいえ、プロの編集者や記者でも、差別表現を完全に回避するのは困難です。それを学園祭パンフレットでどうやってするのでしょう?

基本的な方法を1つだけお教えしましょう。
それは「話者・出展を明確にする」です。

見解の相違・事実の確認・表現や信教の自由、が絡む話では「誰がそう言っている」を明確にすることで、発行者の責任を回避できます。
たとえば、教室展示の一覧には「各団体の発表をそのまま掲載しています」と小さく入れておくようにしましょう。
こうした「話者・出展を明確にする」書き方は、来年の卒論も、かなりラクにしてくれます